龍三と七人の子分たち
昨日、北野武監督「龍三と七人の子分たち」を、観てきました。
平日、月曜日の最終回に観に行ったのですが、それなりの観客が入っていました。
予告編で、バスが、商店街を暴走するシーンが使われています。これだけを観ると、何やら凄いアクションを期待するかも知れません。まあ、期待ハズレですがね。
北野監督が、楽しくて仕方がないのは、ジジィたちの惚けた(ですかね)会話なんじゃないでしょうか。それと、いい顔をした、ジジィの顔もだと思います。
細かいギャグが、いつくも出てきます。
細かすぎるので観客は、最初、ギャグだと思わず、笑いません。
いくつも細かいギャグを挟んでいくうちに、観客も気づきはじめ、クスクス笑いはじめます。
細かいギャグを挟んでいき、観客が慣れてきたと思われると、だんだんギャグが大胆になっていきます。
中尾彬をおもちゃにしているのは、最高です。
それよりも、殿下、小野寺昭です。
藤竜也を含め最年少らしいのですが、一人だけ肌の張りが若々しいです。
といっても72歳だそうです。
北野武監督には、次回作に、いがらしみきおの「のぼるくんたち」を撮って欲しいと思いました。